「シニアの生徒さんは、手に力が入りやすいんですけど……。
どのように、脱力の指導をしていますか?」
日曜の日本シニアピアノ教育研究会で、
教本1巻のプレゼンをK先生がしてくださった時、
最後に出た質問です。
確かに、子どもの生徒さんに比べて、
シニアの生徒さんは、力が入りやすい気もします。
なぜ?
スキーでも、大人の初心者が初めて滑ろうとすると、力が入ってしまいます。
恐怖心のない子どもは、平気で超スピードで滑ってしまうのに。
自転車に乗れない私なんて、
乗ろうとしただけで、体中がガッチガチ。
小さい頃から乗り慣れている人は、傘をさしながらでもスイスイ~で、羨ましい限り。
ピアノも同じなのでしょうか。
シニアの生徒さんに脱力を教える方法について、
K先生のご紹介がありましたが、
きっと、研究会にご参加の先生方、一人一人が、
色々な教え方・アイディアをお持ちの気がします。
そこで、研究会のテーマとして「シニアの脱力」を取り上げ、
皆さんに指導法を紹介していただき、シェアし合えたらと思います。
「こういう言い方をしたら、力が抜けた」
「こう指導したけれど、ちっとも抜けなかった」
「この方法を試したら、ちょっと効果があったかも」
……などの経験は、貴重な資源です
1年以内に、研究会でそのような機会を持ちますので、
色々な方法を考えて、試してみておいてくださいね。
この生徒さんには、こういう方法がとても合っているけれど、
別の生徒さんは、違う方法の方が分かりやすい。
ということもあります。
様々な指導法を知って、指導の引き出しが増えますように……♪

研究会ではまた、皆で教本2巻の曲を、ザウター(独)のピアノで弾き合いました。

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