シニアコンサートでの「演奏順」は?

昨日は、第82回―60歳からのピアノコンサート♪
ところで、シニアの演奏順はどう決めていますか?
プログラムの無い気軽な「弾き合い会」なら、
弾きたいと思った人から、「は~い!」と挙手して演奏。
(グズグズしていると、トリになってしまう)
13人以下なら、
トランプのカード、1~13(人数分)を用意し、引いてもらう。
引いた番号が、演奏順。
「1」や「最後」を引いた人はキャーキャー言って盛り上がる。
子どもの発表会なら、
年齢の小さい生徒から、大きな生徒に」が定番です。
同じ方法で、60代生徒さんが先に、元気バリバリで弾くと、
90代生徒さんは、気後れして弾きづらいものです。
逆に、最初に90代の生徒さんが先に弾いて、
暖かい雰囲気を作ってくださると、
それに続く皆さんが、とてもうまく弾けるのです。
(さすが、年の功
そのようなわけで、
シニア生徒さんの演奏順は、
年齢の大きい生徒から、小さな生徒に」としていました。
何年か後、同じような年齢の人が増えると、
「誕生日が少し早いだけで、毎回、僕がトップはイヤ」とのこと。
なるほど、それもそうかと、演奏順は毎回変えるようになりました。
・50音順 ・いろは順 ・ABC順 ・お誕生日の順 ・電話番号順……
プログラムを見て、「何の順か?」を当てるのも、楽しみの1つに♪
先日、「先生、これを使っては?」
と、ある生徒さんが「乱数表」を持ってきてくださいました。
彼女は、リタイア前は数学の先生だったそう。
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どの部分をとっても各々の数字が同じ確率で現れるように作られてあり、アンケート調査で無作為抽出をするとき等に使われます。
個々の生徒さんに番号を振り、総人数に合うように乱数表の数字を掛けたり割ったり暗算していたら……なんだか脳トレ気分。
生徒さんは、ピアノを弾いて脳活性。
先生は、演奏順を決めるため乱数表と格闘して脳活性?(笑)
コンサートが無事に開かれ
ピアノで楽しい時間をすごせたことを、嬉しく思います♪
(「趣味で楽しむピアノ交流(6/6)」のための動画も撮れました)
会場を押さえてくださった生徒さん、
カメラを準備して、全員の写真を撮ってくださった生徒さん、
椅子を並べたり手伝ってくださった生徒さん、
一生懸命に練習して素敵な演奏をしてくださった生徒さん、
……みんな、みんな、ありがとうございます(感謝)。
また次のレッスンから、新たな曲に向かって、がんばりましょう♪