「生の学会」は、もっと魅力的

ああ、予定では先週……
世界音楽教育学会(International Society for Music Education)で、ポスター発表していたはず。
でも、開催地フィンランドが、感染拡大のため大会中止。
リモート、テレワーク、オンライン、遠隔……
そんな言葉が、コロナで急に注目されているこの頃。
学会も「オンライン」で、何人かの口頭発表や会議など聞けました。
ただ、いま一つ……。
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「生」の学会なら、発表者と同じ空気を感じ、周りの参加者から刺激を受け、たとえ英語力が低くても、最期まで集中して聴いたはず。
〇「オンライン」学会も便利だけれど……「生」の学会は、もっと魅力的
〇今年は帰省も自粛。オンライン帰省が推奨されています。
ビデオ通話で、孫の顔を見られる時代で有難いです。
でも、抱っこしたり、赤ちゃんの手に触れたり……「生」の帰省は、もっと魅力的
レッスンも、オンラインで、テクニックの練習や音楽理論の説明もできて便利。
でも、タッチやきれいな音で弾くことも教えられる「生」のレッスン>は、もっと魅力的
「オンライン」よりも「生」の方が、何でも優れている。
というわけでもありません。
メールは、
 ・文字として、後までずっと残っていること
 ・考えを整理して、明確な文章を書いてもらえること
などから、仕事のやりとりでは、話し言葉(生)よりもずっと優れたツールと思っています。
でも、プロポーズは、オンラインよりも、
……「生」の声のプロポーズの方が魅力的で、「Yes」と答える確立が高いはず。
オンラインは、生の「代わり」には決してならない。
でも、それぞれの特徴に適した使い方をできれば……と思いました。