12の鍵盤(7つの白健、5つの黒鍵)を使って、
いかにして素敵な音楽を紡ぐか?
……を教えるのが、ピアノ教師。
したがって、「パソコン、IT、機械には弱いんです」
……とおっしゃる先生もいて当然。
コロナ禍でオンラインでの「シニアピアノ教育プロフェッショナル講師」の認定試験を、どのように行うか?
……を考えるため、先日の第2回セミナーでは、
受講の先生方にパソコン状況を伺いました。
パソコンでの文字入力は、
①1本指で、初心者レベル
②両手で打てるけれど、遅い
③ブラインドタッチで打て、速い!
……など、様々。
レッスンはオンライン、保護者との連絡はライン、講座はZoom……という時代、
どんなに素晴らしいピアノ指導ができても、
あまり機械オンチでは、困るかもしれません。
しかし……
機械に強く、入力スピードは超速くても、
ピアノや教え方が下手では、もっと困ります。
ピアノ教師というのは、
12の鍵盤は……巧みに操れ、
パソコンのキーボードも……そこそこに操れる。
位がよいのでしょうか。
とにかく試験は、
パソコン操作の上手下手が、点数に影響しないように考え、
公平性を担保したいと思います。
しかも昨年度までの認定講師に比べて、質が下がらないよう……。
大学や高校で、入試をオンラインにするところもあるとか。
実施する側も、受ける側も、心配が尽きません。
でも今の感染状況では、他に方法もなく……。
ああ、この信じられない状況が、早く終わりますように。