オンラインセミナー……見えた課題

今年度のセミナーが全て終わり
シニアピアノ講師“プロフェッショナル講師”の認定試験も終了。
お疲れさまでした☆
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感染状況から、オンラインに初めて踏み切りましたが、
初めてゆえ、今後の課題も見えてきました。 
●ピアノ演奏の評価
模範演奏する時の姿勢やフォーム、正しい音やリズムは分かりますが、
タッチや強弱が……。
・Zoomが、「音量」を自動調整してしまい、
本当は強弱がついているのに、平坦に聞こえたり、
・ご本人はレガートで弾いているのに、ブツブツ切れて聞こえたり、
・「動画」に撮って送れば解決しますが、
対面の受講者は「最初の1回」で評価されたのに、不公平……etc.
●筆記試験の評価
対面セミナーなら、1時間半、2時間でも大丈夫ですが、
ディスプレイを見続けると疲れ、集中が持ちません。
1時間セミナーにしましたが、
試験の平均点が、対面の年に比べ低かったのはオンラインのせいでしょう。
途中に、ピアノを使用して頂く、ブレイクアウトルームを入れる、
など工夫して、少しずつ改善したいと思います。
大学の授業は、ほとんどオンラインだそうですが、
今の学生さんは、本当に可哀そう。
でも、何も無いよりは、ゼロよりは、
オンラインでも授業があった方がいい。
オンラインでもセミナーがあった方がいい。
オンラインでも学ぶ機会があった方がいい。
感染が終息するまで、
試行錯誤をくり返して、少しでも良いセミナーにしたいと思います。
そのヒントを得るには、自分が受講する側になってみることが一番かと、
いくつかオンライン講座に申込むことにしました。