「もう、愛も恋も、忘れてしまいましたが……」
というコメントは、“愛の讃歌”を弾かれた生徒さん。
「乙女ではなく、おっさんですが……」
というのは、“乙女の祈り”を弾かれた生徒さんのコメント。
一昨日は、60歳からのホームコンサート第71回。
演奏前のひと言が、ユニークで面白いですね♪
皆さんが、最も心動かされたのは、次の言葉。
「『いくら練習しても、間違えてしまうんだ』
と、僕が言ったら、
難病にかかってしまった友人から、こう言われた。
『私は、3か月前は出来た事が、今は出来なくなっている。
あなたは、3か月前、全く弾けなかった曲が、
今、曲らしく弾けるようになったんだから、すごい』
そう言われて、そうかぁと思ったんです」
60代、70代、80代……元気な方も沢山います。
でも、突然、病気になる可能性、一瞬で骨折して寝たきりになる可能性……
……そんなものと隣り合わせなのが、シニア期なのかもしれません。
でも、だからこそ、
一日一日が幸せであってほしい。
1回1回のレッスンが、楽しい時間であってほしい。
……そう心から願うのでした。