60歳からのピアノコンサート ~ありがた過ぎ~

人間は“ミス”をするもの
でも、その時にどうするか?
演奏のミスで……
頭まっ白になって、どうにもこうにも、たち行かなくなる?
やけくそで、強引にジャンと終わらせてしまう?
・後半はあきらめて、そこで帰ってくる?
本日は、60歳からのピアノー第87回コンサート。
ある生徒さんは、途中でミスをして止まってしまったのですが、
慌てず騒がず、冷静に少し前の区切れ目にスッと戻って、
さりげなく弾き始めました。
そして、そのまま順調に最後まで弾き終えました。 
さすが、レパートリーまで、長く習っている生徒さん!
パニックになってしまう初級者とは、違います。
そんなこと、あんなこと、色々な気づきがありました。
全員が演奏を終えると、記念撮影。
生徒M君が、カメラを2台持参して、いつも撮影してくださいます。 
ドの次は? レ~(^―^)」と、笑顔を作ってパチリ☆
それで解散するのですが、
「先日、『楽譜押さえ』を皆が褒めてくれたので、
気を良くして、また作っちゃいました。」
と、男性には「手作りの耳かき」、
女性には「奥様の手作りの巾着袋」を、全員にプレゼント♪
演奏をがんばった後で、何か頂くと嬉しいものですよね。
発表会後の記念品のように、
皆さん、それを嬉しそうに持って、会場を後にしました。
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会場を予約するのも、カメラマンも、記念品も、
普通は、先生が準備するのに、すべて生徒さんたちがやってくださるとは……
なんて有難いのでしょう!
以前、子ども対象に教えていた頃は、
私が会場の抽選日に出かけて予約し、カメラマンを依頼して、記念品を注文して、
……すべて先生がやっていました。
しかも、少しでも皆さんの参加費が低くなるようにと、あの手この手、苦労したものです。
それでも、不満を言う親も……(がくっ)
それに比べて、今は、なんと恵まれているのでしょう!
有難いです。ありがた過ぎです。
こんな素晴らしい生徒さんたちに巡り会たことも、
シニアの方にピアノを教えてよかった!
と思える理由の一つです。
ご恩返しは、いいレッスンをすることかと……