後悔   ~「亡くなり方」も優等生~

94歳で元気な母の話を、先日書きました。
お誕生日7/16に遊びにいきたいなと思うも、
今年は猛暑で、熱中症アラート
様子を伺ったら、元気で「どこも悪い所は無い」とのことだったので、安堵して、
もっと涼しくなってから行こうと、延期しました。
ところが……
悔やんでも悔やみきれないことが!
その誕生日から1ヶ月もしないのに……
前日まで元気に過ごしていたのに……
呼吸が浅くなり、その呼吸が止まった(=亡くなった)との訃報。
医師によると、「病気はなくても、94歳という年齢で体の機能が少しずつ低下していて、ついに呼吸も止まった(老衰)。」とのこと。
絶句。。。
先日のお誕生日に、猛暑だろうと嵐だろうと、何が何でも行けばよかった。ああ……(反省)
戦争や色々な思い出話を母から聴いて、書き込もうと、
プレゼント用に100年カレンダーも購入して準備していたのに……。
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会って、たくさん話したり笑ったり、一緒に過ごしたかった……
後悔のみ。。。。。
でも、改めて考えると、
元気で94歳(享年95歳)まで生きて、
痛がったり苦しんだりしないで、最期を迎えられたのですから、
大往生」です。
誕生し →成長して →老化して →死亡
というのは、人間の自然な変化
(永久に、老化も死にもしない人がいたら、逆に気持ち悪い)
94歳(享年95歳)まで、元気に楽しくすごし、
ある日、さりげなくスッと人生の幕をおろす。
「痛み」も「苦しさ」も、感じることなく。
ああ、「亡くなり方」も優等生だぁ。
と、つくづく思いました。
葬儀で、棺のなかの母の顔は、とても穏やかで、微笑んでいるように見えました。