大人の生徒さんに「手のフォーム」をどう教える?

「手のフォーム」を子どもの生徒さんに教えるとき、
先生によって、様々な教え方があると思います。

・「テニスボールを掴んだような形で」と言う先生も。
……なるほど。大きさ的に、ちょうどその位ですね。
・「シャボン玉をやわらか~く握るように」と言う先生も。
……なるほど。力が入りすぎないで、それも良いですね。
グーを作って、それを柔らかく開くようにという先生
……グーで力を入れた後なら、すっと力が抜けますね。なるほど。
手の模型を使って、分かりやすく説明する先生
……大人だからこそ、きちんと説明されると理解しやすいかも
など等、ほんとうに様々な言い方・教え方があると思います。

」の入り具合については、さて置いて、
大きさ」に関してだけなら、
テニスボールや野球ボールが、
ちょうど「ドレミファソの鍵盤幅」(ノーマルポジション)に合っているのかなと思います。
(ピンポン球・ボーリングの球では不適切)

子どもの手なら、テニスボールを握った形でいいのかもしれませんが、
大人(シニア)の場合も、そうでしょうか?
「ドレミファソの鍵盤幅」は、いいのですが、
子どもより指が長いため、指先が丸まり過ぎてしまうのです。 

そんなことを考えながら100円ショップを歩いていると、イイ物を発見!
ラグビーボールを小さくした形で、柔らか~いボール。
まん丸の球体ではなく楕円球なので、縦の長さと横の長さがちがう。
そこが、いいんです

これを縦に握ると、
幅は、ちょうど「ドレミファソ5つの鍵盤」に指を置いたと同じ位の幅。
しかも長さがあるので、大人でも指先が丸まらず、ふわっと置いた形に。
・第3関節(甲のグリグリ・骨の山)も出ている。
1指と5指も、寝ないでちゃんと立っている。
・もちろんアーチが出来ている
・柔らかくて押すと凹む材質なので、力も入り過ぎない

ああ、これ、大人(シニア)の生徒さんにいいかも……と、購入。
100円ショップ(ダイソー)ですが、200円でした。

研究会でそのうち、フォームの教え方について互いにシェアし合いたいと思いました。

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