「指導者賞」というと、普通、コンクールで生徒さんを上位入賞させたり、多く参加させた先生などに与えられます。
しかしシニアピアノ教育で評価されるのは、結果よりもそのプロセス。
シニア生徒さんにとって「ピアノ楽しい♪」と思えるレッスンをしたか?
なかなか指が動かない生徒さんの力を、いかに引き出してあげられたか?
生徒さんが、長く続いているか?
最初はスイスイ進むけれど、やがて壁にぶつかり辞めたくなるようなレッスンをしていないか?
……など、実践の質は大事。
また、生徒が1人だけでは、指導力を発揮できません。
生徒募集もがんばって、沢山の生徒さんをピアノで幸せにしているか?
……という実践の量も大事。
もっと良いレッスンをするために、指導法研究することも大事。
自分の生徒だけでなく他教室の生徒さんのため、
また、失敗や成功の経験を伝えシェアすることで他の先生方のため、
みんなのために貢献しているか?
……それら様々な観点から、
シニアピアノ教育の指導者賞は選考されます。
昨日の定例会で、岡野靖子先生が表彰されました。

おめでとうございます♪
選考の重要要因の一つに「実践」があることから、
実践6年以上の先生方の中から、今まで選考されてきました。
ところが! 2019年、コロナ禍により、
「実践したくても出来ない!」
「周りの目が厳しく、生徒募集したくても出来ない!」
という地域も。
そのような状況を鑑みて今後は、5類となった2023年からの実践を基に選ぶことに致しました。
(つまり、次回選考まで3年ほど空きます。)
実践できる今に感謝して、シニアレッスン、がんばりましょう!


コメント