講師養成セミナーが開催された日曜の朝……私は怖くなりました。
「会場入口で必ず検温し、37.5℃以上なら入館できません」
との会場ルール。
感染対策が厳しい方が、安心です。
でも……もし私が通過したとき、何かの都合で検温器がブーッと鳴ったら、入館できません。
私が入館できなければ、セミナー開催はできない。
つまり、受講者がせっかく会場に来ても、何も学べないということ。
航空チケットをとって、熊本県からいらっしゃる先生もいるのに……、
ああ、申し訳なさ過ぎる……
と、ドキドキしながら検温すると、36.2℃で無事に通過。ホッ
さて、いよいよセミナー開催。
「『オンライン授業』は『対面の授業』よりも理解度が低い」との調査結果もありますが、確かに、そうかもしれません。
ずっとディスプレイを見続け、目は疲れショボショボ。
いつも生活している「自宅の空気」の中で学ぶのと、
出向いた「会場の空気」の中で、全国から集まってきた熱心な先生方の刺激を受けつつ学ぶのと、
……やはり違うのでしょう(もちろん海外の方も学べるなどオンラインのメリットもありますが)。
今年のセミナーは、なんと4年ぶり!の対面開催。
対面で開ける感染状況になったことに感謝して、しっかり教えたいと思います。
新刊の『60歳からのピアノ超入門』や『ピアノで指たいそう』での指導法も加わったことから、内容がかなりバージョンアップしています。
受講者数はきっちり20名で定員とさせて頂きましたが、
・読売新聞に取材された「伊藤先生の記事」を見て、講師養成セミナーのことを知り……
・著書を読んで、研究会の存在を知り……
・高齢のお母様に教えたくて……
色々なきっかけで、受講申込みくださった先生方です。
9月には、素晴らしいシニアピアノ講師が何人も誕生する予感がします♪