建ったばかりの「イリドイオ」で、「第90回-60歳からのピアノコンサート」が開かれました。
「イリドイオ」とは、イタリア語で「回廊」という意味です。
「回廊」と言うだけあって、
「ピアノの部屋」を見つけるのに、施設の中をぐるぐるグルグル……。
事前に行ったことのある生徒さんは、
「遭難者が出て、コンサート会場にたどり着かない人がでるかも……」
などと心配していましたが、
いえいえ、全員が時間前に到着していて……すばらしい☆
さて演奏。
コンサートと言っても、60歳以上の方ばかりで、
「もし間違えたときは『もう一度』の旗をあげて弾き直せる」
という、楽しい会です。
最初、3ヶ月前に入った新入生がご挨拶と演奏。
↓
続いて、前から習っている生徒さん達、
↓
最後は、連弾でフィナーレ。
・普段は弾けていたのに、めちゃくちゃ緊張してしまった人、
・会場のピアノ(ヤマハS4B)が弾きやすいのか、
今までで一番、気持ちよく弾けた人、
……色々なドラマがありましたが、
皆さん、ドキドキわくわくの楽しい時間。
・入会したばかりの60代「ナガchan」が、
何年か前に退会された80代「ナガチャン」のジュニアに思えたり、
・入会時とちがい今はシルバーカーでいらっしゃったり、
……時の流れを感じます。
でも、その年月が、「ピアノを弾いて楽しい時間」であったのなら幸いですし、
そうあって欲しいと願うばかりです。
シニアに教えるピアノ教師として、身の締まる思いですが、
少しでもよい指導ができるように、これからも頑張りたいと思います。
コメント