80代の生徒Aさんから、唐突に受けた質問です。
生徒A:
「もしレッスンで、『この生徒、認知症かもしれない』と感じたとき、
先生は、本人に言ってくれるのでしょうか?
それとも、言わないんですか?」
私は、急に答えが浮かびませんでした。
「認知症かもしれません」なんて、悪くて言えないかも。
医者でもないのに……。
でも、グループレッスンなので、他の生徒さんに支障が出ても困る。うーん……
どうするだろう??? (悩む)
ちょっとずるいけれど、逆に質問していました。
私:「そんな時、Aさんはどうして欲しいですか?」
生徒A:「言ってくれた方がいいです!
他の人に迷惑かけているのは嫌なので」
私:「分かりました。
では、言うようにします。」
ああ、生徒さん、そのようなことを考えていたのですね。
一昨日は、60歳からのピアノコンサート-第94回。

終了後に、何人かとお喋りをしたときに出た質問です。
でも、大丈夫。
60歳を過ぎて初めて、ピアノに挑戦できた人達です。
一生懸命に練習していて、みんな努力家!
指を使って、脳の色々な領域を使って、仲間と楽しく……。
新たな挑戦も努力もしない人よりも、認知症リスクはずっと低いはず。
心配ご無用!


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