シニアのピアノ本が「1位」の意味

実は3月に『60歳からのピアノ超入門』の広告が出たものの、
在庫切れで入手できない状態 (:_:)
「シニアの方に申し訳なさすぎる」気持ちを編集者さんにお伝えしたら、
お詫びの広告を出してくださいました。
本日、朝刊に載り、午後にAmazonを見てみたら、
「ベストセラー1位」のマークがついていて、本全体で67位?
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ほんの一時的な現象としても、ありがたいことです。
未開拓領域を耕すような今までの苦労が、ちょっと報われた気が。
でも、私の力だけではありません。
「いいレッスンをしたい」と私に思わせてくれる素敵な生徒さんたち、
シニアピアノ教育の研究を応援してくださった指導教授や家族や仲間たち、
編集者さんたち、営業の方、色々な方のお力があってこそ!
そのご恩に応えるためにも、
これからも、もっといいシニアピアノ教育を考えていきたいものです。
今まで「マイナーな領域」とされていたシニア向けの本。
しかも、「護介」「年金」などではなく、「ピアノ」です。
どういうことなのでしょう?
ピアノは、「将来、専門家になるために習うもの」
「コンクール入賞のために習うもの」
という従来ありがちだった考え方が、変化してきた証拠ではないでしょうか。
ピアノによる「心の豊かさ」「楽しい人生」などに目が向けられるようになったということではないでしょうか?
それこそが、本来の音楽をする意味であり、嬉しいことです。
60歳からのピアノ 超入門』で、どうぞ楽しい時間を……♪