大学時代、もっとも多くの時間を過ごした友人コンちゃん。
年賀状はやり取りしていましたが、
「いつか」「そのうち」会える……との安心感から、先延ばしに。
喪中などで年賀状が空いたので、しば~らくしてから、
彼女が亡くなったことを知りました。60代で。
「そのうち」「いつか」会いたいと思っていても、
叶わないこともある……と痛感。
彼女との思い出がよみがえります。
・(家は四国で、大学で東京に来たのですが)
夏休み等に帰るたび「一六タルト」というお土産を……

・めちゃくちゃ寒がりで、
お風呂に入ると「天国、天国!」と幸せそうで……
・結婚式も出て、新居にも遊びに行って、ご主人様にもお会いして……
落ち着かず電話をかけ、ご主人様から最後の様子を伺いました。
お腹にグリグリがあったので病院に行くと、卵巣癌のステージ4。
卵巣は痛みを感じないため、発見が遅れた。
でも、それから家族で温泉旅行にも行け、1ヶ月後に他界。
絶句。60代は早すぎます。人生100年というのに……
そして、こうおっしゃっていました。
ずっと仕事をしていたけれど、
家のこともきちんとして、料理は美味しく、
……最高の妻でした。
そう、彼女は、私の倍くらいのことを同じ時間で出来るのです。
たくさんお世話になり、感謝でいっぱいのコンちゃん、ありがとう……
人生でどんな友と出会うかは、運のようなもの。
どんな生徒さんと出会うかも、運のようなもの。
私に出来る最高のレッスンをして、
「いつか」「そのうち」ではなく、今、少しでも楽しい時を過ごせればと思います。


コメント