補聴器をつけると認知症にならない
生徒さんA(80代):「いやぁ、まいった!
僕、耳が遠いので「補聴器」をつけたんです。
携帯に電話がかかってくると、補聴器で鳴るんです。
まさにピアノ演奏中(本番)に、補聴器がピーピー鳴りだして……焦ったぁ!
それでも、間違えずに最後まで弾けたので、自分でもビックリ☆」
本日は、「第89回ー60歳からのピアノコンサート」だったのですが、その演奏後の挨拶です。
他の生徒さんB:「補聴器をつけた方が、認知症にならないらしい」
生徒さんA「僕、認知症になりたくないから、補聴器をつけることに」
生徒さんC「メガネは作っても、補聴器はなかなか作れないね」
補聴器ネタで、皆さん、大盛り上がりとなりました。
メガネ問題
演奏しようとピアノの前に座ったTさん(80代)が、
「しまった!」と戻ってきて、
かばんの中に手を入れ、今かけているメガネとは別のメガネを出しました。
「遠近メガネを作ったのですが、
これ、遠くを見るのも、近くの本を読むのも良いんだけれど、
『楽譜の距離』というのが、どうも中途半端で焦点が合わないんです。」
他の生徒さん:「メガネは、いくつか作って、その場に合わせて使い分けるしかないかと……」
「眼鏡」「補償器」など、加齢とともに必要になるものに、みんな関心が向くもの。
そんなお話もできる同年代のお仲間って、貴重ですね。
これからのコンサート会場
最近、地域に「つくば市民センター」ができて、その中に「音楽室」もあるとのこと。
生徒さんD:「そこで開催してみては?」
生徒さんE:「あんな良い場所で、良いピアノ(ヤマハのフルコンCFX)があって、無料とは……
きっと大勢が殺到して、予約とるの大変かも……」
生徒さんF:「でも、一度でいいから、あの素晴らしいピアノを弾いてみたい……」
など等、いろいろな意見。
もうホームコンサートを開いて大丈夫?
同年代で弾き合った後、お茶しながら歓談するホームコンサートをずっと開いていました。
ところが2020年に、コロナ感染拡大!
密を避けて、もっと広い交流センターで開くことに。
さて、もうワクチンや治療薬も出来、コロナ5類となったこの頃です。
「もうそろそろ、以前のホームコンサートにしても大丈夫では?」
とのお声も。どうでしょう?
皆さんのご希望を第一に考え、様子をみながら、少しずつ戻していければ……と思います。
第75回までは、ずっと教室でのホームコンサートでした。
第76回から、交流センターなど外の会場に。
1回1回思い出すと、どれもこれも、宝のような時間です。
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