10月でも、夏日と言われる暑さだったのに、
一気に肌寒くなり、秋らしくなりました。
子どもの頃、「秋」と言えば
……運動会、遠足、など楽しいことを連想していました。
それが今は
……舞い落ちる枯葉や紅葉に、深みや哀愁を感じます。
「人生の秋」と重なるのでしょうか?
ところで「人生の秋」とは、何歳から何歳を言うのでしょう?
人生100年を、単純に4分割すれば、
春:0歳~24歳
夏:25歳~49歳
秋:50歳~74歳
冬:75歳~100歳
いえ、成人してからを4分割するのだとしたら、
春:20歳~39歳
夏:40歳~59歳
秋:60歳~79歳
冬:80歳~99歳
「年令」ではなく、「状況」から考えるなら、
春:学生の時期……将来のために吸収する時
夏:社会人の時期……「仕事」をがんばる時
秋:リタイア後……「やりたかったこと」を元気に楽しむ時
冬:終活期……人生をふり返り統合する時
50歳くらいに見える女性が出て、
「何歳に見えますか?」と質問し、
「実は、70代です。」という化粧品CM。
……「すごい!」と思う一方、「気持ち悪い」とも感じてしまいます。
外見も中身も、
歳相応に年を重ねている人の方が、好感をもてるのは私だけでしょうか。
人は、その年代なりの特徴があり、その年代での課題があり解決していく。
とする、エリクソンやレヴィンソンの発達段階論。
その論に、納得できます。
人生の秋って……なかなか良い季節の気がします。
(もちろん、秋に習うピアノは最高☆)