「駅ピアノ」を弾いた70代生徒さんや……

昨日は、60歳からのピアノコンサート-第80回。
演奏前の「ひとこと」は、曲の説明、自分の想い、近況など、何でもOK。
・70代Kさん
「いつもアガッテばかり。
だから度胸をつけようと、つくば駅前の”駅ピアノ“を弾いてきました。」
会場の皆さん:「おおーっ!」「すごい!」(拍手☆)
・『里の秋』を演奏予定の70代男性Kさん。
芋に関する話を始め、なぜ?と思っていると、
最後にこう、おっしゃいました。
「それでは、『里芋の秋』を弾きます」
会場:爆笑!
・『千の風になって』を演奏予定の70代Sさん。
夫からのメッセージと思って弾きます」
……こんな風に自分の想いをこめて曲を弾くって、子どもには出来ないこと。
だからこそ、シニアのピアノは素敵です。
病院通いのため練習不足という70代後半Nさん。
「演奏をあまり聴かれたくないので、演奏中、皆さんにはクイズを解いていてもらおうと考えてきました。
問題は、『は じ め は、な あ に?』です。」
そう言って弾き始めましたが、
私もつい「はじめの音は……レ? 答えは何?」
と、考えてしまいました。
<演奏後にうかがった答え>
:歯医者:耳鼻科:眼科、 :内科:頭(脳神経科)、 :認知症外来
実際、彼女は歯が痛くて歯医者→メニエール病で耳鼻科に→白内障の手術で眼医者、メニエール病がわかるまで脳(頭)も見てもらい、認知症は大丈夫と言われ……
と、病院めぐりの日々だったそうです。
それにしてもシニアの方は、知恵があっていろいろと考えるものですね♪
とにかく、楽しい時間が流れたことを嬉しく思います。
会場予約、写真撮影、その他色々……シニア生徒さん達のおかげで、開催できました(感謝)。
オミクロン株に負けず、次回もコンサートが開けますように……
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