「楽器」が「ゴミ」になるとき……

心が、とても痛みます。

この写真が、一昨日の新聞に。

災害ゴミの中に、
電子ピアノエレクトーン(この機種、当時でも100万円以上したかと)。

津波で濡れて、音が出なくなったのでしょうか?
泥だらけのグランドピアノをバラして、共鳴板だけ運び出している映像も見ましたが、元通りの音にするのは難しいかと……。

楽器には、沢山の思い出があるはず。
初めて家に運ばれてきたときの、ワクワク感☆
何度も練習して、沢山の曲を奏でて……
「弾けな~い」と落ち込んだり、「弾けた!」と喜んだり、心が癒やされたり……

この楽器をゴミに出した人の気持ちを考えると、胸が締めつけられます。

でも、大切な楽器ではなく、大切な家族を失った人もいるのです。ああ……

誰かが壊したのであれば、怒りを向けられますが、
地震や津波という「自然」が相手では、誰にも怒りを向けられず、ただただ哀しみに……。

阪神大震災のあった地で、今は、沢山の人が音楽を楽しんでいます。
はやく能登の地も復興して、音楽を心から楽しめる時がきますように……

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ピアノ教室ピアノ

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